ハラがコレなんで

映画「ハラがコレなんで」を観ました。

臨月の妊婦さんの奮闘を描く人情ヒーロー(ヒロイン)もの、でしょうか。

粋(いき)を求めて、ドタバタとお腹の大きな仲里依紗さんが動き回ります。

うまくいかないときはじたばたせずに昼寝する、というのは良い手なのかもしれません。

あれだけがらりと風向きが変わるのであれば、待ってみたくもなろうってものです。

とにかく、判断基準が粋か粋でないか、なわけですが、その「粋」がいまいちわかりづらくて、なかなかに難しいものです。

粋に生きるってたいへんそうです。

ところで、なんだか根性論になりかけている点は、ちょっぴり気にかかりました。

けっこうなむちゃくちゃを要求されます。

個人的に、他人の話をわかったわかったといって聞く人に反感を持ってしまうのも影響しているかもしれません。

そう簡単に他人の内心を理解できるとは思えないのです。

全然、おっけーわかった大丈夫、ではないのです。



それにしても、お腹の大きな身でありながらの大活躍は、観ているこちらがハラハラします。

やたらと力が入ってしまって、けっこう疲れました。

あんまりお腹に優しくないかもしれません。