映画「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」を観ました。
テレビシリーズは、初期はちょろちょろ拝見していたものの、最近のはとんと疎遠になっています。
そんな、某公共放送の番組の映画化です。
業界第5位のビール会社に就職した新入社員くんが苦悩と煩悶とともに新商品の開発に携わる様子を軸に、業界の競争を通して、サラリーマンの悲哀と懊悩をまざまざと描き出します。
サラリーマンってたいへんな職業だなあと改めて痛感させられます。
そんな中でも、明るく力強く、新商品を開発しようとする姿勢に、強く勇気づけられます。
ビール業界という題材の選択は秀逸です。
居酒屋で生き生きとビールを飲むおじさんたちの姿は、それだけで胸を打たれます。
こんなにも目に見えるかたちでの社会貢献はやはりよいものだなあと思わされます。
営業部門でも新商品の開発に携われるという会社構成はうらやましくもあります。
が、一方で、開発部門の立場がないのはなんだか悲しくも思えます。
難しいものです。
受付嬢をはじめ転職酒場などいろんな場面で主人公くんをサポートする、AKB篠田さんの存在もよいものでありました。