SUPER 8

映画「SUPER 8」も観ました

映画を撮る少年たちのお話です。



映像的な中心は、どうしても『彼』と先生との交流のほうに重きがあるように見えてしまいますが、
エンディングを観た限りでは、やっぱり、映画を撮る少年少女のお話が中心なのだろうとも思えるのです。

そのくらい、少年たちと『彼』の存在とがあまりにもかけ離れていて、なかなか複雑な様相ではあります。

主人公くんは、はじめのうちはかわいらしいお顔の坊やだなぁなんて思っていたのに、次第に凛々しくなって、いっぱしのヒーローさまですかしら。

主人公くんのパパさんは、やたらとかっこいいです。
物語の核心には近づけやしないのに、独りで大冒険を繰り広げていたような印象です。

ヒロインのアリスさんは、しっかりとヒロインしてました。
憧れの女の子はああでないといけません。
よくもまあ無事だったものだとは思いますが。

あと、監督くんが不憫。
監督くんあってこそのあの映画でしょうに、監督という立場は往々にしてあんな扱いなものなのかしら。



『彼』については、あんまり語ることも無かったり。
難しい存在です。