西炯子「かわいそうなお姫様」、JIVE

初期作品集のようで、表紙との絵柄のギャップに少し驚きつつ。

わがままなお姫様と下働きの仕立屋さんの「かわいそうなお姫様」、

戦国時代風で年若い領主様が亡くなって、双子の妹君が身代わりになる「おくらeighteen」、

破天荒なお姫様と、ちょっぴり身体が大きい王子様の「森の中」、

という3本の中篇です。

どこかで知っているような題材ながら、やや突飛な展開と、丁寧な味付けとで、しっかりと楽しめました。