博士号(地理学)のオーバードクター31歳が、
従妹の久留里さん12歳中学一年生の未成年後見人になるお話です。
おべんとうが繋ぐ絆が、あったかくて素敵です。
それにしても、久留里さんが無口で特売好きで、なんとも素敵でかわいらしい。
久留里さんの同級生の香山さんのひねくれ具合も素敵。
香山先生とか小坂さんとか、地学分野は、女性が多くてうらやましい。
地学のフィールドワークと、家族としての距離感を模索するあたりの重なりも、うまいな〜、と。
そんなわけで、ぼくも、万が一に備えて、おべんとうを作れるようにがんばろうかしら、とか思ったり。