悪魔のいけにえ 公開40周年記念版 感想

映画「悪魔のいけにえ 公開40周年記念版」を観ました。

初見です。

びんぼっちゃまくんみたいな背中丸出しの服がえろいなーとか、
もうひとりも途中から服の背中が破けてえろいなーとか。
食肉加工場の前振りが効果覿面だなーとか。
チェーンソーがおっかないのは確かですけど、あんなぎゃーぎゃー騒がないで息を潜めてやり過ごせばいいのにとか。
占いで土星を気にしてたのはサターンだからなのかしらとか。
40年も前の作品なのに車椅子を特別扱いしないでごくふつうのありふれた属性でしかないような描き方ができてたのかとか。
『ゾンビーバー』はわりと忠実にこのお話を踏襲しているのだなあとか。

つらつらと思ったりしました。

チェーンソーの場面で、屋根の風見鶏の風車がカラカラ回って太陽をパタパタ隠す画面になっていたのも、チェーンソーでの切断の暗喩だったのかしら。
エヴァンゲリオンで加持さんが大きな換気扇の前に立って換気扇の羽根がグルグル回ってるのがその後の展開の暗喩だ、みたいな指摘を見かけたことがあるのですが、その原点はこの場面だったりするのかしら、などと思ったり。
もしかしたらもっと古くからある古典的な映像手法なのかもしれませんけれども、あいにく古典をろくすっぽ知らないものでして。