石田徹也展−ノート、夢のしるし 感想

平塚市美術館「石田徹也展−ノート、夢のしるし」

社会の悲哀を風刺する作品群。

昔、日曜美術館で紹介されてからのファンですが、スポーツ誌?方面など初見の作品も多くて嬉しいです。

さらには、製作ノート的なメモ書きも併掲。

創作の苦悩がうかがえます。

クリエイターを目指す人は、将来、黒歴史を曝される覚悟を持たねばならぬものであるなあ、とか思ったり。
ヘンリーダーガーさん的な。

終盤の、作者が壊れていくのがまざまざとわかるような作品群はあまり展示されていませんでしたので、少しばかりソフトな印象です。

ご年配のお客さんが意外に多かったのも印象的。

こういう作風は若い人の特権かと思っていたので、認識を改めねばなりませぬ。

石田徹也ノート

石田徹也ノート