青天の霹靂 感想
映画「青天の霹靂」を観ました。
原作未読。
冴えない奇術師さんが過去にタイムスリップするお話。
ドラえもんさんでいうところの、「ぼくの生まれた日」とか「プロポーズ作戦」とかあの辺の雰囲気でしょうか。
ベタではありますし、予告編から想像できる通りそのまんまではありますが、それだけに手堅いです。
笑えるし泣けるし。
よいものです。
フツーに生きて結婚して子どもを育てることに相応の努力が必要だと思い知った身には、少々痛く沁み入ります。
東京バビロンさんあたりで、フツーの大切さ偉大さみたいな知識としては得ていたものの、我が身にはついていませんでした。
「のび太さんでも結婚できた」のではなくて、「のび太さんだから結婚できた」であることを理解できるまでに、ずいぶんと時間を要してしまいました。
生きるって難しい。