映画「武士の献立」を観ました。
加賀藩のお料理番、包丁侍さんのお話。
饗応料理でお上のご機嫌をうかがいます。
贅の限りを尽くした7の膳が豪華です。
お話の構造というか人物配置は、どことなく少女まんがっぽく感じました。
両親を亡くし、親代わりの奥方様の元で育った、料理に秀でたヒロインさん。
ヒロインさんよりも年下で、包丁よりも剣の道に未練のある旦那さん。
旦那さんの幼なじみで、想いを交わしていたこともある、旦那さんの友人の奥さん。等々。
心理戦です。
期せずして、女中さんと奥様方という関係にも遭遇したりして、これはこれでよいものだと思いました。
チャンバラの無い静かな趣のお話だっただけに、エンディングで現代的な曲が流れて興をそがれたのは残念でした。
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2014/06/07
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