ハニコイおがきちか短編集　感想

「ハニー・クレイ・マイハニー」の新装版。
ということで、旧版も読んだはずですが、あんまり覚えていませんでした。

表題作。
埴輪のお嬢さんが飛び出してくる、よくあるパターンのお話。
でも、主人公が生活力のある考古学者ということで、ずいぶんと珍妙な展開に。

サンタクロースさんと戦い続ける女の子のお話。
オチが秀逸です。

寝る時に数える羊さんのお話。
夢をつかさどる者さんの言ってることがよくわかりませんでした。

「子供の恋」を失った世界で、「恋の履歴」を扱う恋屋さんのお話。
設定だけ見たらどこの成年向けかと思うような代物ですが、中身は爽やかな思春期ものでした。

学校でバンジージャンプするお話。
いや、よくわかりませんが。

初収録、なのかしら？
ペット探偵さんのお話。
ペットを探すお仕事って、需要はあるのでしょうけれども、生計を立てるのはたいへんそうかな〜、なんて思ってしまったり。

そんなわけで、わりかしハッピーエンドなお話ばかりの短編集でありました。