しあわせのパン 感想

映画「しあわせのパン」を観ました。

北海道を舞台に、まるでパン屋さんのような宿付きのカフェを経営する、原田知世さんと大泉洋さんの夫妻を中心にして、
夏、秋、冬と入れ替わるお客さんの様子を描く、オムニバス的なお話です。

『パンをわける人たち』の姿が、あたたかいまなざしで映し出されます。


夏には、沖縄旅行をキャンセルして訪れた女性客と、常連っぽい男性客との、あれやこれや。

秋には、何やら事情がありそうな女子小学生と、その父親との、あれやこれや。

冬には、何やら事情がありそうな老夫婦との、あれやこれや。

年を通じての常連客の存在も素敵です。

そして何より、ナレーションに仕掛けられたびっくり。

驚きと幸福感とが押し寄せます。



それにしても、原田知世さんは美しいです。

原田知世さんのたたずまいを眺めるだけでも、この映画を観てよかったと思えます。