ALWAYS 三丁目の夕日 64 感想

映画「ALWAYS 三丁目の夕日 64」を観ました。

前作未見。
3D版。

3D映画を初めて寝ないで観られたような気がします。

とはいえ、3Dな意義はあんまりわかりませんでしたが。

東京タワーを真上から見た画面が迫力あったくらいでしょうか。

あとは激憤の場面も。



前作を観ていないので少し心配でしたが、そして実際にも前作を観ていないとわからなそうな部分もありましたが、
概ね、本作だけでもお話は成立しているので、とくに問題もなく楽しめました。

お話の大きな柱が二本、自動車修理屋さんの娘さん、ろくさんのお話と、小説家先生さんの親子3代のお話と。

それぞれによくできたお話で、ぐぐっと泣かされました。

とくに小説家先生のお父様の不器用な優しさが、しびれました。

無言の、無上の信頼と声援がたまりません。

ああいうのに弱いのです。



ろくさんのほうもはらはらどきどき。
一筋縄ではいきません。



そんな二本柱が、東京オリンピックと夕日とによって結び付き、幸せとは何かを問い掛けてくるのは、やや強引な気もしましたが、よくまあまとまったものだと思うのでした。