ハートキャッチプリキュア

映画「ハートキャッチプリキュア 花の都でファッションショー…ですか!?」を観てきました

映画館でプリキュアを観るのは初体験でしたが、恥ずかしさなどすっかり忘れて、とても素敵な時間を過ごすことができました。



大まかなあらすじとしては、
ファッションショーに出演するためにパリへとやってきたプリキュアさんたちが、謎の少年と出会い、砂漠の使徒・サラマンダー男爵と戦う、
……みたいな感じで、パンフレットに掲載されている「ものがたり」もだいたいそんな感じなのですが、
……映画の印象とあまりにも違いすぎて、どうしましょう。

語ろうとするとネタバレになるような気がする一方で、ネタバレしたところで映画の印象は変わらないのではないかとも思いつつ、語る言葉が見つからなくて困ってしまいます。

ともかく、敵であるところのサラマンダー男爵(CV:藤原啓治さん)が、かっこよくてかっこよくて、かっこよいのです。

でも、落ち着いて振り返ると、サラマンダー男爵の心境って、独りでプリキュア映画を観に行くような成人男子の心境と同調しやすいのではないかしら、とも思えたり。
※ただしイケメンさんに限ります。



ともあれ、1年弱かけて成長してきたプリキュアさんたちの集大成な面もあり、人情的なドラマの面もあり、はたまたプリキュアの代名詞とも言えるアクションの躍動感もあり、パリの名所巡りな面もあり、

つぼみさんかわいいであり、えりかさんかわいいであり、いちゅきたんかわいいであり、ゆりさんかっこいいであり、コッペさまであり、コンピューターおばあちゃんであり、
プリキュア!ハートキャッチオーケストラ!であり、
なんとも贅沢な逸品でございました。



あー、お子様がミラクルフラワーライトのタイミングがわかりにくかったようで、赤い花が咲き乱れるほどにはならなかったのは少し残念でしたか。

というか、お子様、とくに女児様にとっては、やや難しいだろうというか、あんまり興味無いだろうというか、むしろできれば判って欲しくない、判ってもらってもちょいとイヤ、みたいな複雑な気持ちであります。

あと、パンフレットに公開記念スタンプを押すところがあるとは知らず、押し損ねてしまったのも残念無念。