借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展

東京都現代美術館借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」へ行ってきました

実写映画の美術監督をしている種田陽平さんが、アニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」の世界を、現実のセットとしてつくりあげたもの、だそうで、
ほんとうに映画の中に入ってアリエッティさんたち小人さんの気分を体験できる、素敵な展示でした。

映画を先に観ておくことが前提ですが、床下に潜って、あの場面この場面を実際に自分が中に入る形で探険することができるというのは、とてもわくわくしました。


申し訳ないですが、実写映画をあまり観ないもので、種田陽平さんのことはあまり存じ上げないのですが、
スワロウテイル」や「キル・ビル」などの美術を手掛けていらっしゃるそうで、そういった実写映画作品の紹介などもありました。
(ごめんなさい、このあたりは軽く流して拝見しました。)

さらに、「借りぐらしのアリエッティ」の資料として、イメージボードなども展示されていて、
とくに、「アリエッティができるまで」という、アリエッティさんが今の姿に落ち着くまでの変遷を見ることができるのも楽しいです。

いろんなアリエッティさんの可能性があって、それぞれ違った物語を抱えているのだと思うと、
うちにもひとりくらい角砂糖を借りに来てくれるんじゃないかしら、と期待せずにはいられません。

そんなこんなで、入場者特典として、ミニ本2「吉田昇美術ボード集」を、
図録購入特典として、ミニ本3「デザイン集」を、
それぞれ頂いて、ほくほくなのでした