魔法少女リリカルなのは

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」を観ました

タイトルやキャラクターは、ちょこちょこ見掛けることもありましたけれども、作品として観賞したのは初めてだったりします。

高町なのはさんとフェイト・テスタロッサさんが、キャッキャウフフなお話かな〜、なんて思っていたら、全然違いました。

ものすごい熱血バトルものでした。

魔法少女なだけあって、武器は飛び道具だったりもするわけですが、
ロボットものや戦闘機もののごとく雲を引くようなスピード感あふれんばかりの空中戦が展開されてしまっては、手に汗も握ろうってものです。

序盤の変身シーンからして、やたらと変形合体ちっくにガシャコンガシャコンとメカメカしかったり、
魔法の杖のレイジングハートさんやバルディッシュさんは英語でしゃべったり、
杖の形状もガシャコンガシャコンと変化したり。

なんだかもう、小学3年生の女児の形を借りた、何か別のもの、みたいな感じでした。

とくに、主人公のなのはさんが、意外と好戦的な性格だったことには驚きました。

まさか、タイマンはって私が勝ったらお友だちになってね♪、みたいな台詞が飛び出すとは。

おまけに、身動きとれないように拘束した上で大砲をぶっ放すなんてエゲツない攻撃をするし。

とんでもない女児ですな。

窮状に陥ったお友だちを助けに行くときの、落下しながらの変身あたりの場面では、
めちゃめちゃかっこよくて、神々しいくらいでしたけれども。



一方のフェイトさんは、いやもうなんだか、観ていて辛くなりますね。

死神の鎌ちっくな武器は、ガンダムWのデュオさんみたいで素敵かと思います。



ところで、このお話の後半では、働くお母さんが大きな役割を占めていたわけですが、
なんだか、救いが無くて、やるせないです。



そういえば、なのはさんが戦う理由って、あんまりはっきりしていなかったような?、とか、
学校のお友だちの出番が少なかったな〜、でも、釘宮さんはやっぱりおいしいな〜、とか、
ちょこちょこありますが、そのあたりはTV版を観なさいってことなのかもしれません。


ともかく、初見ではありましたが、わかりにくいような部分はあまり感じず、すんなりとお話に馴染めましたし、
劇場の大画面での観賞に値する、大迫力の熱血バトルを存分に堪能させていただきました。


写真は、来場者特典のA3ポスター・フェイトさんバージョン。
丸めておいたのに、つぶれてシワシワに
パンフレットは売り切れでした