カリフォルニア・ダウン 感想

映画「カリフォルニア・ダウン」を観ました。

2D字幕版。

原題は「サン・アンドレアス」。

サン・アンドレアス断層に起因する地震に被災するお話ではありますが、ほとんど1家族だけの大冒険に終始しているというか、次から次へと迫りくるトラブル、アクシデント、危機、困難、となんとなくジュラシックワールドやクーデターみたいなパニックものと同じようなシナリオ運びに見えました。

日本に居ると高層ビルは案外安全だみたいな説も聞くので、劇中のは「なんちゅう脆いビルじゃ」と城オジみたく思ってしまいますが、耐震強度以上の地震ともなるとやっぱりあんなんになってしまうのかしら。

あちらの国はビルの解体で爆破するなんて話を聞きますけど、そのイメージが強いのかなあみたいにも思います。

こちらでも怪獣特撮ものなんかではああいうビルの崩れ方も見かけるような気がしますけど。

コンピューターシミュレーションの成果かもしれないので、素人目にはおかしいように見えても学術的には正しかったりするのかもしれません。

基本的に危機的状況の中で、なんとか家族だけでも救出したい、というほとんどエゴ丸出しな感じは、いっそ清々しさすら感じます。

洋服屋から服を借用するわ、火事場泥棒しようとしている人たちが使おうとしていた盗難車を借用するわ、小型飛行機を空中で乗り捨てるわ、ボートもたぶん勝手に借用するわ。

そういえば内陸部が震源っぽかったのに、あんな大きなトゥナミが発生しちゃったりするものなのかしら。

今朝方に関東方面で大きい地震があったみたいで、なんというか、間が悪いというか。

東京防災ブックもちゃんと読んでおきたい気持ちです。

San Andreas: Original Motion Picture Soundtrack

San Andreas: Original Motion Picture Soundtrack