ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵 感想

映画「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」を観ました。

原作既読。

ガッツさんがグリフィスさんと出会って鷹の団に入り、不死のゾッドさんが登場するあたりまで。

懐かしいあの良き時代が、しっかりと映像化されていました。

戦場もど迫力で、兵隊さんたちや傭兵さんたちがぬるぬると動き回り、血がどばどばと流れます。

全体的に、ぬるぬるとした動きが特徴的というか印象的です。

モーションキャプチャーのスタッフもいるようなので、3DCGなのかもしれませんが、そのわりにはCGCGしていなくて、動きだけがぬるぬるなので、妙な違和感がつきまとっている感じです。

ぬるぬると動くのは、戦場に限りません。

ふとした会話の場面であっても、まさに息をしているかのように、滑らかに動いています。

3DCGの作品であればさほど気にもならないのでしょうけれども、パッと見の外見上はフツーの2Dアニメーションなので、余計にぬるぬる感が際立っているような気がします。

実はものすごい技術を目撃したのではないかしら。

お話のほうはまだまだこれから、というところですが、オープニングでファル姉さんがいたような気がしたので、そんなあたりまで構想されているのかしら、などと思ったりするのでした。

エンディングで流れた、何かのアカウントっぽいお名前の羅列は、いったい何だったのかしら。