虚淵玄「Fate/Zero 1 第四次聖杯戦争秘話」(星海社文庫)を読みました
ゲーム「Fate/stay night」の前日譚が、以前の同人誌流通から装いを新たに、文庫化されました。
全4巻だったものを全6巻に構成し直しての第1巻です。
「Fate」シリーズは、聖杯をめぐって、7人の魔術師(マスター)が7人の英霊(サーヴァント)を召喚して死闘を繰り広げるお話です。
この1巻では、まだ登場人物紹介的に、面々がそれぞれ勢揃いし始めたところまでですが、
さっそく策謀が入り交って、わくわくさせてくれます。
あとがきなどを読むと、本作が作者の作家としての転機になったようなことが書かれています。
上記の通り、本作は魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)との契約のお話です。
もしかしたら、現在放送中のTVアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の原点と言えるのではないかしら、などと妄想を広げてみる次第。