ミュウツーの逆襲 EVOLUTION 感想

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」を観ました。

2019年8月31日、109シネマズ川崎にて。

 

・昔のほうは見てないはず。(これだけのお話なら見ていれば覚えてそうなのでおそらく見てない)

 

・映画の「名探偵ピカチュウ」は見てたので、ミュウツーさんってこういう役回りなんだなーみたいな

・ある意味では中学生くらいでこじらせたみたいなものでもあるのでしょうけれども、普遍的な悩みでもあるのかも

・Virtual to LIVE の歌詞にある「どうしようもなく 今を生きてる」みたいな

・ジョー・力一(りきいち)さんの持ちネタでミュウツー漫談というのがあるのを後から知ったり

 

・ぼく自身はポケモンにあまり触れてこなかったもので思い入れみたいな部分はだいぶ小さいのですが、フシギダネさんヒトカゲさんゼニガメさんみたいなゲームの設定的な部分をこうやって物語に組み込まれると、プレイヤーだったらぐんっと身近なものとして引き込まれそう。

ミュウツーさんが「お前たち」と語りかけるとき、それは作中のサトシさんたちへの呼び掛けであると同時に、観客兼プレイヤー(ポケモンマスター)への呼び掛けでもあるかのような

 

・一方で、ミュウツーさんは自分が苛まれている苦しみを他のポケモンたちにも広げようとしていて、あのあたりはブレーキがこわれちゃってた感じ

ダークプリキュアとかああいうの

・コピーの子たちに自我がなければまだしも、たぶん自我的な意識は芽生えてしまってたっぽいんですよね

・いや、自我が無ければ無かったでやっぱり哀しい存在ではあるのですが

 

ポケモンという生物は根元的に戦うことを避けられないのかしら

・必殺技は使わない、なんて縛りを課してしまったがために、余計にあの状況の残酷さがいや増してしまったというか

 

・そんな中にあって、ニャーさんの風流さはとても際立っていました