妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII 感想

映画「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」を観ました。
2018年6月3日、横浜ブルク13にて。

・今回の白眉はアイロン掛けの場面でしょう
・カルチャーセンターでの詳細な解説を受けてのアイロン掛け場面は、少しばかりわざとらしすぎるきらいもありますけれども、とても饒舌なようでありながらも言葉ではとらえることができないような、劇中で使われていた言葉でいうなら「においたつような」醸し出される雰囲気

・西村まさ彦さんが迎えに行く場面の、二人きりのドキドキ感、緊張感みたいなのもよかったです
・外から響く雨音がアクセントになっていたような(あの場面に雨音が無かったらたぶん雰囲気が全然違ったものになりそう)

・このシリーズでは中嶋朋子さんのツンデレ感も好き
・デレ成分がなかなか見えにくくて、一見キツいだけみたいにも見えてしまうこともあるのですけど、ほんとにごくごくたまにながら、根の部分でデレてそうな雰囲気が出てたりして
・今回でいえばほめられたときに照れて「ばか」って言ってごまかすとことか
・あれだけの信頼を得るには、あるいは与えるには、どれだけの積み重ねが必要なのかしら
・少なくとも、一朝一夕な上辺だけの付き合いだけではどうにもならなそうな感じはしてしまいそう



・このシリーズにおける小林稔侍さんの毎回役柄が変わる立ち位置もなんか好き

・ウナギ