キングスマン:ゴールデン・サークル 感想

映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」を観ました。
2018年1月13日、横浜ブルク13にて。
2D字幕版、IMAX

・グロテスクな描写も多いし悲しい場面もあるのに、さほど湿っぽくならずに、すごいすごい、うわぁひどい、ぎゃーっ、と楽しめてしまうような、ジェットコースターみたいなアトラクションなのかも

・あの取っ組み合いのアクション場面で時間の流れがゆっくりになったり速くなったりする緩急の手法を別の作品でも見た気がしましたけど探偵はBARにいる3だったかしら。乱闘になっているとどこに誰がいるのかとか何が起きているのかとか見失いやすいので、こうやってスローモーションを組み合わせて見せてもらえるとわかりやすくてありがたいです。
・投げ輪の輪っかの中を錐揉み回転でくぐり抜けるのとか、普通のスピードだったらたぶん見えてなかった

・仲違いしちゃうところは見ていて心が苦しくなるというか、エグジーくんは基本的には腹芸とか不向きな素直で直情型の人なのだろうなあみたいな
・浮気してもいい?、とか直接確認しちゃうし

・とはいえ、留守番を信頼している友達に頼むにしてもセキュリティー緩すぎだったような
・あそこでミサイル飛んできていなかったら逆にエグジーくんのガラハッドとしての立場が危うかったのでは

・ハリーさんの射撃が外れちゃうのは体力面よりも片目で距離感取りにくかったみたいなのも影響あったのかしら

・「耳をすませば」を見ると辛くなるという人がこの映画を見たら少しは克服できるかも。
カントリーロードに別の思い入れが加わって余計に見るのが辛くなる可能性もありますが
・「カントリーロードは地雷」というパワーワードを粉砕する勢い

・エルトンジョンという人についてはあまり存じ上げないのですが、もっと権威的な人なのかと思っていたので、どういう気持ちで見たらいいのやら。
将棋ファンの人がバラエティー番組に出演している加藤一二三九段を見るのはこんな気持ちなのかしら

・王女様といっても案外カジュアルというか、自由なのだなーみたいな。
内親王もお近づきになれたとしたら案外こんな感じなのかしら

・踊りを踊る段階をもう少し長くして、ミュージカル映画とかインド映画みたいに大勢でわーっと踊り回ってる映像とかあってもおもしろそう
・檻の中に一人ずつ収納してブロックみたいに積み上げてたのは、フィギュア人形のショーケースみたい
・「mania」、日本語で使ってる「マニア」とはずいぶんと意味合いが違ってそう