悪と仮面のルール 感想

映画「悪と仮面のルール」を観ました。
2018年1月13日、横浜ブルク13にて。
原作未読。

・画面の色合いとか陰影とかがいろいろ工夫されていた印象。
暗い中に顔だけ浮かび上がったり、全体的に色彩が淡い感じだったり。

・探偵さんを雇っての身辺調査というのは逆に依頼者の素性を探られてしまうリスクもあるのだなあみたいな。ターゲットが余程の重要人物であればこそなのでしょうけど。

・というか、あちこちで目撃されてたり写真撮られたりしてるの怖い。
自分の写真(こっそり撮られたやつ)を持ってる人たちが次々と事件に巻き込まれたり不審死したりしてるって、何らかの関与を疑われてしまうのもやむをえないのかも。

・生活費とか資金の出所を探られたら窮してそうでしたけど、どうごまかしていたのかしら

柄本明さんのねちっこい刑事さんっぷりがいかにもな感じで好き。
コロンボ刑事とか古畑さんとかの系譜ていうか。

・顔面整形して他人になりすまそうとする場合にそのなりすます他人がどういう人物だったのかを確認しておかないといけないご様子。
寄生獣の田宮良子/田村玲子の案件でも得ていた教訓ではありますが。

・エンディングの歌詞が文字で表示されていて、映画の内容にぴったりというか登場人物の心情そのまんまではあるのですが、あまりにぴったりすぎてちょっと押しつけがましさみたいにも感じてしまったかも。(文字で表示されなかったら歌詞を聞き取れていなかったかもしれないので必要な情報ではあったと思いますが)