はいからさんが通る前編 感想

映画「劇場版 はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜」を観ました。
11月11日、横浜ブルク13にて。
原作未読。旧アニメ版未見。

恥ずかしながらこれまで内容をよく知らず、袴姿で自転車を乗り回す〈はいからさん〉の恋愛もの、くらいの認識しかなかったもので、いろいろな部分で衝撃を受けました。
お話の規模が大きい。


場面つなぎのテンポが、あまり余韻を残さずにポンポンと場面が切り替わっていくように感じられて、落ち着かない感じがあったように思います。
元々かなりの長編だったであろう物語を映画の前後編にまとめようとするとある程度の圧縮を余儀なくされるのかもですが。

ストーリーの流れやアニメーションの絵の面では、だいぶ漫画ちっくな表情なんかも含めて楽しく見ていたので、なんかこうちょっとした部分に違和感のような引っかかりがあったもので気になりました。


昔のテレビアニメシリーズの主題歌、はーいはーいはーい、はいからさんがとーおる♪、という曲はなんとなく聞き覚えがありまして、おそらくテレビの名作アニメ特集だったりアニソン特集だったりで耳にしていたのだろうと思うのですが、その曲(アレンジバージョン)が流れるタイミングが、ものすごく「ここぞ」という場面で、めちゃめちゃしびれました。
サビのメロディーだけでタイトルも絵柄も思い浮かぶような、まさしく「アニソン」という曲。すごい。

後編もますます楽しみです。