レゴRニンジャゴー ザ・ムービー 感想

映画「レゴRニンジャゴー ザ・ムービー」を観ました。
9月30日、横浜ブルク13にて。
テレビシリーズがあったらしいですが見ていませんでした。
2D吹替版。

悪役ガーマドンに定期的に襲撃されるニンジャシティーでは、天気予報のように襲撃予報がテレビで放送されているほど。
その悪者を撃退する5人のニンジャたち。
そのニンジャたちのうちの1人である緑ニンジャが主人公。

ヒーローもののお約束ではありますが、ニンジャたちは覆面のおかげもあってか、街の人たちには正体を知られていません。
いったいどこの誰なのでしょうか。



一方、もうひとりの主人公は、街を襲撃してくる悪役ガーマドンの息子さん。
ガーマドンについては住人の皆さんにも周知されているらしく、その息子である主人公さんもまた、世間様から悪し様に扱われています。
俗にいじめと呼ばれるような虐待行為を受けることも日常茶飯事のようで、このあたりは見ていてつらい気持ちになりました。

とはいえ、まったくの孤立無援な境遇というわけではなく、優しい母親も一緒に暮らしているし、同級生ではなさそうなものの学校にも友人がいるご様子。
誕生日の朝には父親から電話があったりもするし。誤操作でたまたまダイヤルしてしまったみたいではありますが。



そういえば、お母さんには悪役ガーマドンの関係者としての糾弾とかとばっちりは及んでいないのかしら。
日本の映画だと、家族が凶悪犯罪をやらかしてしまった家には外壁に落書きみたいな嫌がらせがあったりするのを見ますけど、(たしか葛城事件だったでしょうか)、案外、あのお母さん(吹替版cv沢城みゆきさん)も画面には映らないところでそういう落書きを消したりしていたのかしら。

その後に明かされるお母さんの素性を見ると、そうやすやすと挫けるような人でもなさそうですし、直接に糾弾しようとする市民がいたとしてもはね返してきたのかも。
それならそれで息子さんがあんな境遇に陥っているのを甘んじて見過ごしているのが疑問ではありますが。
息子さんが母親に相談しない以上は自分でなんとかするべき、みたいな教育方針なのかしら。

あ、ジャッキーチェンのことを最初に書くべきだったのに忘れてました。
いきなり実写パートから始まったので入るスクリーンを間違えたかと思ってしまいましたよ。
別の作品で吹替版のはずなのに字幕スーパーから始まるものもあったりしましたし、映画が始まるときは間違えていやしないかと無駄にドキドキ緊張してしまっていけません。