花戦さ 感想

映画「花戦さ」を観ました。
6月11日、横浜ブルク13にて。
原作未読。

・信長さん〜秀吉さんの時代にお寺で花を生けていた池坊さんのお話。

・大まかに、1.信長さんの時代、2.秀吉さんと千利休さんの時代、3.千利休さん没後、という3つのパートに分かれている感じ。

・とくに千利休さんの没後はけっこうえげつない描写があって、つらい気持ちになりました。
・花が題材とのことでもっと華やかなお話かと思いきや、戦さのほうが主題でした。



・ある程度は歴史の知識を持っている前提だったのかも。
・本作で言えば、秀吉さんと千利休さんの確執についてとか。
・「利休にたずねよ」のときにも感じたことですが、どうにも秀吉さんと千利休さんの間にある確執というものは、既に一般教養ででもあるかのように簡略的な描写しかなかったりするようなのですが、実際にはどういう経緯であんなにこじれたのか、いまひとつわからなくて。

・本作の場合は、利休さんは面と向かって秀吉さんに楯突いたわけでもないものの、公開お茶会で一番人気の座を奪われたりみたいな間接的なダメージが蓄積してたみたいな描写だったかも。



・「むじんさい」という画家さんは実在の人物なのかしら。あるいは創作だとしても元ネタあるのかしら。