無限の住人 感想

映画「無限の住人」を観ました。
6月3日、川崎チネチッタにて。
原作未読。

斬ったはったのどったんばったんで大騒ぎなチャンバラ劇。
わりと何も考えずに大立ち回りを見て楽しむのが吉っぽいかもしれません。

福士蒼汰さんかっこいいなーとか、市原隼人さんが傑山さんとは正反対な役柄だなーとか。
キムタクさんももちろんかっこいいですし。

ただ、杉咲花さんの役柄はちょっと、個人的にはいまいち。杉咲花さんのヒステリックなお芝居ってハマる作品だといい具合にハマっている場合もあると思うのですが、本作だと身勝手な行動をするわ、キャンキャン吠えててうるさいわで、あんまり印象がよろしくない感じ。
他の登場人物が比較的落ち着いた感じ(ちょっと外れるとスカした感じになりそうな微妙なバランス)だった中で、一人だけ気を吐いて感情的になって物語をかき回す役どころだったと思うので、仕方ない部分もあるのでしょうけれども。杉咲花さんのお芝居の問題というよりも作劇とか演出側の意図が、ぼくの好みには合わなかったのかも。

ともあれ、死なない体というのも大変なものなのだなあと思いました。