夜明け告げるルーのうた 感想

映画「夜明け告げるルーのうた」を観ました。
5月27日、TOHOシネマズ川崎にて。

・とても良かったです。

・見ている間は「すごい」と感じた部分がたくさんあった気がしますが、言葉で説明しようとするのはどうにも難しく。単純に映像として、「すごい」のだと思います。

・人魚が日に当たると燃えてしまうところが容赦なさすぎてつらい。スペースダンディーのお魚回をコメディ文脈ではなくてシリアス文脈に持ってくると、つらすぎました。

・海の水位が上がっていく中で、防災無線で住民に避難を促すアナウンスをし続けるお姉さんの姿は、どうしても3.11の記憶と結びつけざるを得ない気がします。良い悪いの話ではなくて、「そういうことがあった」という記憶が呼び起こされるだけのことですが。

・客席1ケタなんて話もネットで見聞きしていましたが、ぼくが見た回は30〜40人くらいは入ってて、意外に多いなどと失礼なことを思ってしまいました。案外、クチコミで広まってロングランみたいな路線も残っていたり、しないかしら。