劇場版 Free! -Timeless Medley- 絆 感想

映画「劇場版 Free! -Timeless Medley- 絆」を観ました。
4月22日、横浜ブルク13にて。
総集編らしいのですが、テレビシリーズはあまりちゃんと見ていませんでした。
ハイスピードは見ました。

舞台挨拶

上映前に「舞台挨拶」と称するパートがありました。
フォトセッションではお手持ちのスマホでの写真撮影も可とのこと。
予告編の段階で電源を切っていたガラケーでは起動が間に合わず撮影できませんでした。

なお、フォトセッションは週替わりなご様子。


本編

どうやら総集編らしいのですが、テレビシリーズをあまりちゃんと見ていなかったもので、どこがどう編集されていたのかとか、新作パートがあったのかとかはわかりません。

ただ、なんとなくエピソードのつなぎがぶつ切りというか、あまりなめらかにつながっていないような感じはあったような気がします。
場面転換をセリフで説明していたり。
競技部分をはしょって「決勝に進めたね!」みたいにセリフだけで説明する場面が多かったような気がします。
わかりやすくてありがたい部分もあるのですが、(画面では順位表だけ表示されていたので予選を通過できたのかできなかったのかをセリフで補助してもらえるのは助かりました)、ちょっとばかり野暮ったい感じになっていたかもしれません。

(たぶん1レース8人くらいの順位に加えて、同じラウンドの他のレースも合わせて全体のタイム順で予選通過が決まっていたのではないかと思いますがそのあたりは本作では説明されてなかったはず)

イベントとイベントの間もつなぎの部分がスキップされて、イベントの中心となる部分だけ切り取られていたような印象だった気がします。
ダイジェスト版とでもいえばいいのでしょうか。

その分、なんというかこう、心に強く訴えかけてくる場面ばかり連続するような構成で、山あり谷ありではなく山・山・山と山場ばかりで、気持ちが高ぶった状態をずっと維持し続けるような形になってしまい、気持ちの面での充実度合いに反して、体力面ではけっこう消耗したような気がします。

登場人物(とくにハルちゃん)は劇中ではがっつり凹んでしまう場面もあるのですが、凹んだハルちゃんを見ているこちらはそんなハルちゃんの凹みっぷりを見てうひょーってなってしまうのだから業が深い。

それにしてもリンちゃんは良い子ですね。
オーストラリアでのあれやこれやも含めて。
ホテルの件はちょっとばかりあざとすぎた気もしないでもないですが。
そういえばオーストラリアで英語しゃべってる場面で字幕がつかない演出はおもしろいなーと思いつつ、何を話してたのか(なんとなく察せる程度で)よくわからなかったのはちょっぴり残念かもなーとも思いつつ。
あのあたりは英語が聞き取れる人ならそのまま楽しめるし、聞き取りが苦手なぼくみたいな人はハルちゃんと同じような気持ちを味わえるし、おもしろい演出だなーと思いました。


余談

もう既にテレビシリーズの放送時に散々つっこまれているのでしょうけれども、泳いでるときって鼻から息を吐き出すのではないのかしら。
あの端正な美形少年たちが鼻からブクブクと泡を出してたらおもしろい絵になりそうなのに。