モンスターストライク THE MOVIE 感想

映画「モンスターストライク(モンスト)THE MOVIE」を観ました。
12月11日、MOVIX清水にて。

ネット配信版アニメ未見。
でしたが、その後、配信版をちまちま見てます。
原作ゲーム未プレイ。

パンフレットが売り切れていたのでネットで得た情報からの推測ですが、ネット配信本編が中学生の主人公たちだったのに対して、彼らが小学生のときのエピソードがこちらの映画、ということみたい。


3行で

  • 絵柄がかわいい
  • ゲーム要素はよくわかんない
  • 島根の親子いいひと
  • 春馬さんのお母さまの謎

絵柄がかわいい

メインとなるのは男子2名女子2名のパーティーです。
男子が焔レンさんと神倶土春馬さん。
女子が水澤葵さんと若葉皆実さん。
加えて、メガネ男子の影月明さん。
映画だけではわかっていませんでしたが、配信版アニメを見ると意外と複雑な背景事情をそれぞれ抱えているみたいです。

で、配信版が中学生であるのに対して映画は小学生ということもあるかもですが、絵柄のぷにぷに感が増してかわいくなっている気がします。

若葉さんのロリロリしたあざとさに加えておしっこ漏らしそう属性まで付与されているという強キャラ具合もいいですし、
水澤さんのショートパンツからのびるすらりとした健康的な脚も良いものではあります。

が、なんといっても、焔レンさんの更に幼少期の回想場面の、ほっぺたぷにぷに感が最強なのではないでしょうか。
事情が事情なだけに切なさまで加味されて、きゅんきゅんします。



余談ですが、映画の若葉さんを見てから配信版の若葉さんを見ると、そのギャップもまた強烈でした。


ゲーム要素はよくわかんない

ネット配信版アニメはモンストバトルが既に普及している世界のようで、モンストバトルについてもチュートリアルから始まっていたようですが、
この映画版は、モンスターストライクというゲームシステムを開発している過程のお話にあたるようで、主人公となる4人はそのモニターとしてテストプレイをしているみたいでした。
映画だけだとモンストのゲームシステムはそこまで詳しく説明されないので、モンスターとか英霊みたいなのを召喚して戦うのかなー、くらいの認識でした。

配信版の冒頭数話を見てはじめて、モンスターをまっすぐ飛ばして壁に跳ね返ったりを利用して戦うらしいことはなんとなくわかってきましたが、映画単体で見る限りでは、そういうシステム面はあまり重要ではなさそうでした。

ただ、指輪についてだったり、影月明さんとその他4人の関係だったりについては、やはり配信版本編や、特別編「レイン・オブ・メモリーズ」を見ると、より理解が深まります。

大雑把に書くなら、メガネ男子こと影月明さんはきんいろモザイクの小路綾さんポジションというか。
きんいろモザイクpretty days とテーマが重なる部分もありそうです。


島根の親子いいひと

良い話。
こういう、旅の過程で出会った人たちにも物語があるの、好きです。

ネットの評判をチラホラ目にした感じだと、ロードムービーという評価のようです。
そうなんですよね。
目的地を目指して、4人でテクテクと旅をするお話。

怖い目に遭うこともあるし、人情に助けられることもあるし。
疲れたりイライラしたりして仲間内で衝突してしまったり。
それがきっかけで本音をぶっちゃけて腹を割って話せるようになったり。

男女混成パーティーの割に恋愛的な要素はほとんど無かった気がします。
観客視点だと時折フェティシズムを感じるようなな描写もありますが、登場人物の彼ら自身はそういう部分に無頓着なようで、意識せずに見ることもできそうです。

若葉さんのおしっこ推しはちょっと気になったというか、ちゃんとできたのか心配にはなりましたけれども。


春馬さんのお母さまの謎

映画の中でなんか唐突に倒れててちょっと強引な感じもしてたのですけど、どちらかというと配信版本編と整合をとるためだったのだなあと後からわかりました。
影月明さんの行動原理あたりも配信版(とくに特別編)を見るとずいぶんと印象が違って見えてくる気がします。


そんなこんなで、配信版を見るとけっこう過激な内容ですが、そういえば映画のほうでもけっこう人が亡くなってたような気もします。