planetarian〜星の人〜 感想
映画「planetarian〜星の人〜」を観ました。
9月10日、TOHOシネマズ川崎にて。
原作ゲーム未プレイ。
先行して配信されていた「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」既見。
「ちいさなほしのゆめ」を回想のように劇中に組み込んで、もう一回り大きい構造になっています。
ちいさなほしのゆめ
基本的には先行配信版とほとんど同じ内容だったと思います。
細かい違いとかはあるかもですがあまりわかりません。
近未来、雨に閉ざされた浜松の花菱デパートにあるプラネタリウム館をたまたま訪れた男性の〈お客様〉と、プラネタリウム館の案内役を務めるロボット〈ほしのゆめみ〉さんの、心温まる対話が紡がれます。
ロボットとはいえ接客業のためそれなりの対話機能を有してはいるものの、外界の情報は遮断されていて、〈お客様〉と話が食い違うこともしばしば。
食い違いながらも対話を続ける〈ほしのゆめみ〉さんはかなり優秀なロボットみたいです。
そんな二人にもお別れの時が訪れるのですが、このお別れの場面はちょっとクドいというか、長く感じてしまいました。
いかにもKey っぽい、みたいな勝手なイメージとも重なりました。
星の人
「ちいさなほしのゆめ」から更に時間が経過した世界。
常に空が雲で覆われていて星を見ることのできなくなった世界で、小型のプラネタリウムを持ち歩いて星についての話をして回る〈星の人〉のお話。
語り継ぐこと、想いを次の世代へと伝えていくこと。
滅びに瀕した世界であろうとも、希望の明かりを灯し続けること。
そんなような、壮大なスケールのお話なのかもしれません。
『プラネタリウムはいかがでしょう。どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき。満点の星々がみなさまをお待ちしています。』