真田十勇士 感想

映画「真田十勇士」を観ました。
9月25日、横浜ブルク13にて。
真田丸ほとんど未見。

大半は大阪の陣のお話。

冒頭からアニメーションが始まって、頭の中が???になりました。

「この映画はアニメ作品ではありません。」
というテロップもありますが、正直なところ、どうしてアニメーションだったのか、演出意図がよくわかりません。

実写でやると難しそうなことをやっていたようにも思えないのですが。
(もしかしたらパンフレットあたりで説明されているのかもしれませんけれども未読)

十勇士(あるいは九勇士)の仲間を集める過程が、ダイジェスト的にアニメーション映像で説明されています。



この映画を見に来たお客さんの中には俳優さん目当ての人もいると思うのですが、そういうお客さんがいきなりアニメ絵を見せられたら困惑してしまいそうです。
アニメ大好き人間のぼくですら何が起こっているのかわからなくて戸惑いました。


大河ドラマ真田丸」では「幸村」という俗称を使っていないと聞きますが、本作では「幸村」連発。
違う呼び方をしてたのは淀殿くらいではないかしら。


基本的にはおもしろく見ることができました。
合戦の大立ち回りも派手で、爆発なんかも織り交ぜて戦隊特撮ものみたいでしたし、何より松坂桃李さんかっこいい。

ただ、泣きの場面がくどいというか、展開の流れが不自然で泣こうにも泣けないというか。

真田父子が徳川家康に向かっていくわけですが、父上が前にいて徳川側の鉄砲隊の射撃で被弾。
それでも父上は息子に、徳川を討てと命じて、息子は突進、あえなく撃沈。
それを見た父上は息子に泣きついて号泣。

いや、さすがに自分で息子をけしかけておいて、その息子が討ち死にしたからといって号泣されても、なんだかなあとしか思えず冷めてしまって、にんともかんともでした。


抜け忍である松坂桃李さんを追いかけてくる刺客の大島優子さんは良い役柄でした。
本作では貴重な女性枠というのもありますが、俗にチョロインと呼ばれるようなちょろい感じのツンデレっぽさがいい塩梅に感じました。


全体としては大きく減点となるような部分は無かったと思うのですが、それだけに、アニメーションを使った演出がなんとも不可思議に思えました。