たまゆら〜卒業写真〜第4部 朝-あした- 感想
映画「たまゆら〜卒業写真〜第4部 朝-あした-」を観ました。
4月9日、横浜ブルク13にて。
テレビシリーズ未見。
卒業写真シリーズは既見。
ぽって部の面々が卒業していくお話。
前回、ぽってさんは卒業後に竹原を離れて東京へ行く決意をみんなの前でしたわけなので。
ぽって部のみんながバラバラになる予感を共有しながらも、淡々と時間は流れていくので。
とくに悲愴になるわけでもなく。
希望に満ちた別離だったような気がするので。
しほみさんがあらかじめぽってさんが来てもいいように準備万端整えて待ってるというゆりゆりした展開もあったので。
本当に淡々と、たんたんたんと、順調に、一定のリズムで、穏やかに、流れるように、時間が過ぎていったので。
険しい崖のような山はなく、なだらかで緩やかな丘くらいの山がある程度なので。
ここで終わりかな?、
……まだ続いてた、
もう終わりかな?、
……まだ続いてた、
という繰り返しというか。
どこで終わっても大丈夫なようで、やっぱり連続しているようで、
人生は万事が連続的に連結しているので、カットの区切りだとかパートの区切りなんてものは、アルバムのページ単位の区切りでしかないのかもしれません。
それにしても、卒業式の場面は涙がぽろぽろこぼれてしまって、なんだか自分の卒業式よりも泣いたのではないかと思うくらいなので。