のぞきめ 感想

映画「のぞきめ」を観ました。
4月2日、109川崎

ふとした時にどこからか視線を感じるような感覚を具象化したような存在のお話。

はじめから、登場人物がガムテープで目張りしているので異常さばかりが際立っていて、普段の日常の中で感じる不思議な感覚とはわりと断絶して、特殊な状況なのだと思って見ることができました。
おかげで、見終えてからも謎の視線に悩まされるようなことはなかったように思います。

仮面ライダーウィザードさんがついているから安心だろうと思ってたのに甘かったです。
あそこが一番うひって目を逸らしたくなったかも。

予告編でも出てきてましたけど、隙間から目玉がギョロリと覗くだけだと、それ単体ではそこまで怖いようには感じないかもしれません。(個人的には)
アニメの闇芝居と同じく、絵(画面)のインパクトを重視しすぎるとかえって「なんだこれ?」と笑える画像みたくなっちゃうような感じもあったりするような。

六部伝説はともかく、ダムに沈んだ村の話ってずいぶん懐かしいような気がしてしまいましたけど、そういえばドラえもん日本誕生のリメイク版でも昔のネタをそのまんまやってたんでした。

余談ですが「のぞきめ」と聞くと、serial experiments lain で玲音さんがありすさんの部屋を覗いてたのを思い出したり。
(あれ自体が小人の都市伝説みたいなのから来ているのだろうとは思いますけれども)