シンドバッド 魔法のランプと動く島 感想

映画「シンドバッド 魔法のランプと動く島」を観ました。(1月23日観賞分)

全3部作のうちの第2作目。

大海原へと漕ぎ出したシンドバッド一行が、ふと立ち寄った島で起こる不思議な大冒険です。

題名にもあるとおり、「魔法のランプ」と「動く島」がキーアイテムです。

が、「動く島」はともかく「魔法のランプ」がここで出てきた理由はいまひとつはっきりしません。
もちろん劇中で説明が無いだけで、作品としての設定はあるのでしょうけれども、なにしろ登場人物がその事情(設定)を知り得るはずがないので、劇中で語られることも無いのだろうと思います。
どうしてあんなところで難破していたのか、とかはきっと裏設定はあるだろうと思うのですが。

あと洞窟の入り口近くにあった尖った塔みたいなアリ塚みたいなのとか、球形の岩とかも謎が残ったまま。
どのくらいの周期で沈んでいるのかわかりませんが、それだけであんな球体ができるとも思えませんし。

そういえばあの一つ目さんは沈んでいる間はどうしてるのかしら。

あと「魔法のランプ」のくだりで、物語に出てくる「願いごとを叶える巨人が出てくるランプでしょ」みたいなことを劇中の人物が言い出したのですが、時代設定はどうなってるのかしら。
シンドバッドの冒険」の頃には既に魔法のランプの巨人の伝説は一般化していたような時系列なのかしら。
(このあたり、千夜一夜物語周辺をあまり知らないので、謎ばかりです。)

青い馬については、幻想的ではあったものの、躍動感はいまひとつのように感じてしまったのも否めない気がします。

入場特典として無料パスポートをもらいました。(添付写真)
上映期間中は本人に限り繰り返し観賞可能らしいです。

が、このやり方は映画の興行として、どうなんでしょう。
同じお客さんに繰り返し見てもらうよりも、見た人が知り合いに薦めてご招待したら割引になる、みたいな口コミを利用した拡散とか、できないものなのでしょうかしら。