たまゆら〜卒業写真〜第3部 感想 (ネタバレあります)

映画「たまゆら〜卒業写真〜 第3部 憧-あこがれ-」を観ました。(12月5日観賞分)

まおんさんのお話とぽってさんのお話の2本立て。


1.まおんさん編

娘さんと父親との確執。
お父様は基本的に親ばかで娘さんの可能性を信じて疑わないのですが、それだけに、小さい頃の約束で娘さんの将来を制約しているのではないかと危惧しています。
一方で、娘さんは自分で決めた進路を否定されたと思って反発してしまいます。

お互いに思いやりの心からではあるのですが、やはりちゃんと言葉に出して伝えることが大切なのでしょう。


2.ぽってさん編

テレビシリーズを未見なもので、「憧憬の路」というお祭りの経緯を知らなかったのは残念ではありますが、それでもなお、ぐっとくるお話でした。

今を維持しようとする力と、それを変えようとする力との、拮抗。

退場時に鼻をすするような音があちこちから響いていたのは、風邪が流行っているからということはないはずです。

坂本真綾さんの歌声が心に沁みます。

そして、第4部の予告では満を持しての「卒業写真」。
荒井由美のを、たぶん坂本真綾さんがカバーしてるみたい)



メガネのおじさまのツンデレ具合もいい塩梅でした。
友人の娘さんを心配する微妙な親心。