サイボーグ009VSデビルマン 感想
映画「サイボーグ009VSデビルマン」を観ました。
双方とも原作未読、派生の映像化作品もほぼ未見。
009はこの前のCGの映画だけ既見。
なもので、まず人物配置や状況からよくわかりませんでした。
サイボーグの人たちは神話みたいな人たちと戦ってるし、デビルマンさんは聖闘士星矢の巨蟹宮みたいなのと戦ってるし。
よくわからないといえば、映画としての構成もよくわかりませんでした。
なぜか3つくらいのパートに分かれていて、それぞれにオープニング・エンディングが流れる仕様になってます。
もしかしたらテレビアニメのように30分弱ごとに一区切りになっていたのかもしれません。
が、そんなところで引くの?、みたいな引きとしてもそんなに強くなさそうな、キリがいいとは思えないところでぶつ切りになっているように感じて、どういう効果を意図しているのかわかりにくく感じました。
何より、2話目のエンディングあたりでちょっと意識が遠のいてしまって、3話目のはじめあたりの、たぶん本作の肝になるであろうあたりがあまり頭に入ってないのが痛恨でした。
転校生の正体とかいろいろ判明する重要な場面だったはずなのですが。
大失態。
そんなわけで、どうしてああなったのか、よくわからないまま終わってしまったのでした。
どうでもいいですが、009の次は010にするはずなのに0010になってるのは理由があるのかしら。
サイボーグ計画は3ケタで足りるつもりだったのに欲張って4ケタ目指しちゃえってことなのかしら。
どうせ途中にエンディング・オープニングを挟むなら、そのオープニングあたりでもう少しちゃんと人物紹介くらいしてくれればよかったのに、と思います。
オープニングはサイボーグさん仕様なんで、1、2、3、4、みたいなカウントに合わせて瞬間的にキャラクターとプロフィールみたいなのが映っていましたけど、あんな一瞬じゃわかりませんよ。
ぼく自身も含めて、原作を知らない客層もいるのですから、それに配慮した作り方もできたのではないかと思うのですが。
難しいですかしら。
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