ヒロイン失格 感想
映画「ヒロイン失格」を観ました。
原作未読。
山崎賢人さん演じるリタさんが、ラノベの主人公みたいなやれやれ無気力系みたいな感じで、ああいう主人公をすべり台ヒロイン側から見るとこんな感じなんだなー、みたいな視点で楽しみました。
坂口健太郎さんも腹黒いように見えて案外いい人でしたし。
つよきすのカニルートみたいな熱さを感じるような、ちょっと違うような。
山崎賢人さんが主人公なら濱田マリさんのくだりももう少し深く掘り下げることもできたのでしょうけど、ヒロイン側からは見えない部分なせいかずいぶんあっさり風味だった気がします。
福田彩乃さんも良いポジションでした。
とにかくヒロインさんは完全な恋愛脳で恋愛しか生きてる意味は無いくらいの勢いで恋愛に懸けているみたいですけど、
なんとなく、このヒロインさんが成長すると『ピースオブケイク』みたいなことになるんじゃないかしら、とか思ったりして。
その一直線なエネルギーはものすごいです。
そういえば坂口健太郎さんがやらかしてたことってけっこうアウトっぽいですよね。
不意打ちでキスしてしまったり、ネットカフェ的なお店で個室を壁の上から覗き込んだり勝手に中にずかずか入ったり。
イケメンさんじゃなかったら通報事案でしょうに。
ちょっと、いや、かなり怖いかも。
ヒロイン失格 コミック 1-10巻セット (マーガレットコミックス)
- 作者: 幸田もも子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/05/24
- メディア: コミック
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