蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ Cadenza 感想
映画「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ Cadenza」を観ました。(10月3日観賞分)
原作未読。
総集編の劇場版は既見。
霧が内部分裂して崩壊していくお話。
予告編というかCM(たしかニコ生放送時に繰り返し流れてたグンゾーさんが走ってるやつ)でクライマックスの部分があからさまに映っていたのでどうなるかと思いましたけど、だいたいそのまんまだったんで拍子抜けというか、あれは見せ過ぎだったのではないかしら。
音楽で強引に盛り上げようとしてる感じも、この場面に関してはなんだかなー、みたいな。
音楽がいい具合の場面とかもあったような気はしますけど。
お話の軸としては、
・ムサシさんと、グンゾーさんの父親ショウゾウさんの意図は何か?
・旗艦であるはずのヤマトさんの消息は?
・眼前に立ちふさがる霧の生徒会の手から逃れられるのか?
・401さんの損耗が激しいけど補修・補給できるのか?
あたりでしょうか。
短い時間の中で解決しなければならない問題が山積みです。
よくまあ1本の映画に詰め込んだものです。
艦隊戦はやはり見応えたっぷり。
見識が狭隘で恥ずかしながら、(この前ニコニコ動画で無料配信していた)ナデシコの釣りの回とか、無責任艦長タイラーの艦隊戦とかを思い出したりしてました。
あと、馬上槍試合さながらの一騎打ちも迫力満点。大盛り上がり。
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それから、よくわかりませんけど艦船が上下に重なった場合、下で潰された側よりも上に乗り上げた側の方がバランス崩して転覆の危険性が高そうとか思ったり。
霧の生徒会のメンバーにもそれぞれ見せ場はあったような気がしますけど、ミョウコウさんはあんまり目立ってなかったような?
あれだけもったいぶった風格を漂わせていたのでさぞかし脅威の秘密兵器を隠し持ってるのだろうと期待してましたけど、なんというか、ものすごくフツーというか。
イロモノばかりの中で「ふーん、アンタが艦長?」とか言いそうなオーソドックスさというか。
眼帯とか蒼そうな雰囲気もありますけど。
他の艦があまりにも規格外すぎて、相対的に大したことないように見えてしまうのが、なんだかかわいそうでした。
どんどん話が逸れますが、
なんとなくキン肉マンのマリポーサ戦を思い出したり。
スグルさんとミートくんさんだけで強大な敵へと立ち向かおうとしていたら、テリーマンさんやらロビンマスクさんやらが応援に駆けつけました!、みたいな、待ってましたとばかりの安心感。
もしくは、ピッコロジュニアさんやらベジータさんやらが、なんやかんやと文句を言いながらも助太刀してくれるみたいな頼もしさ。
良いものです。
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