THE 世界名作劇場展 感想

東武百貨店 池袋店 8F催事場「THE 世界名作劇場展〜制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと〜」へ行ってきました。

世界名作劇場のあれやこれやがぎっしり詰まった展覧会です。

赤毛のアン」「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」「あらいぐまラスカル」といった、少し前のテレビでアニメランキングみたいなのをやると大抵出てきたような作品だけでなく、申し訳ないながら、あんまり知らないような作品まで、本当にたくさんあるんだなー、と、なんというか、圧巻です。

実は、個人的には名作劇場にはさほど思い入れがなくて、意識してアニメを見るようになった90年代、「七つの海のティコ」とか「ロミオの青い空」あたりしか、ちゃんとは見ていなかったと思います。

が、そこまでにこれだけの積み重ねがあったのだなー、という感慨。

高畑勲さん宮崎駿さんの「赤毛のアン」については、やはり破格の扱いでしたが、それだけでなく、
森やすじさんをはじめ、いろんな方が関わってらしたのだなー、みたいな。

SHIROBAKO の武蔵野動画時代のお話ってこんな感じだったのかしら、みたいな。

あと、富野由悠季(義幸)さんはもちろん、片渕須直さん、望月智充さんといった、他の場面でもお見かけするような方々も携わってらしたのだなー、とか。
そのあたりは音声ガイドでもあまり言及されてなかった気がしますけど。

嬉しかったのは、各作品のオープニング映像を歌付きで見ることができたこと。
やっぱりオープニング映像にはその作品のいろんな要素が凝縮されているのでしょうかしら。


展示の最後には、コマーシャルのタイアップ映像みたいなのと一緒に、『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』の予告編みたいなのも流れてました。
『シンドバッド』はぜひともたくさんの人に周知していただいて、3部作の最後までちゃんと上映していただきたいものです。