大河原邦男展 感想
上野の森美術館「メカニックデザイナー 大河原邦男展」へ行ってきました。
正直に言えば、事前知識としては「ガンダムのデザイナーさん」という程度でした。
ですので、他にもあれやこれやに関わっていらしたということを知って驚くこと多々。
単純に、すごいなあと感嘆します。
一方で、昔のアニメは本数自体が少ないのだからロボットものなんかはほとんど名前が残っているような有名なものばかりだろうと思っていましたが、
申し訳ないながら、あまり聞いたことないような作品もちらほらあったりしたのだなあ、とか思ったりも。
いや、ぼくが無知なだけで、その筋の方々にとっては周知の作品だったのかもしれませんけれども。
グランゾートの展示が(たぶん)無かったのは残念でした。
けど、顔が変形するのは、ひっくり返して変形するのの発展形だったのかなー、とか思ったり。
入場は、少しばかり待機列ができていましたけれども、思ったほどの混雑ではなかったような気がします。
ただ、展示の通路があまり広くなくて、前の人が立ち止まると追い抜いて先を見に行くみたいなことがしにくかったです。
とくに、実際のアニメ作品のオープニング映像とか本編からの抜粋映像とかの部分ではどうしても立ち止まって見たいですから、渋滞しやすくなっていた気がします。
あと、F91 のところで、富野監督からの修正指示が入ったデザイン画の展示があったらしいのですが、(音声ガイドで言ってた)、そこだけは人だかりが全然動きそうになかったので、見るのを諦めてしまいました。
もう少し我慢して待てばよかったかなーと少し後悔してます。
そんなこんなで、収穫の多い展覧会でした。
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