HERO 感想 - 思い出の小箱の隅

映画「HERO」を観ました。

昔やってたドラマとかはちゃんと見たことはなかった気がしますけど、それでもなんとなく知っているような気分になるから不思議です。

法律関係はよくわかりませんけれども、いろんな人たちがわちゃわちゃと動き回っているのはおもしろいなあと思います。
演者さんも撮影さんもたいへんそうですけれども。

序盤からチラホラと提示されていたあれやこれやが捜査に絡んでくるのもお見事。

ただ、通販のだけは、関係があったのかよくわかりませんでした。
あ、通販番組がフツーに流れている向こうでキムタクさんが水を飲んだり着替えたりルンバを動かしたりしてるのを時間スキップしてるのが、なんか不思議な感覚でおもしろかったです。

渉外活動というのは国交でも企業間であっても、「公」の場で真っ正面から手続きするだけでなくて、「私」での接点も大切だというのが、人間を相手にせにゃならないお仕事のめんどくささかなあとか思ったり。

ペタンクも、始めた本人たちは本心から楽しんでいようとも、将来的に慣習化していくと、接待ペタンクみたいなイヤイヤでもやらにゃあみたいな義務感に変移していきそうな気がします。
ゴルフとかも元々はそういうものだったのかしら、みたいな。

あ、ペタンクの場面の無駄にわけのわからない壮大さは、おもしろかったです。
ペタンクってそういうスポーツなのかー、みたいな。
囲碁みたい。
ただ、影の付き方は、中心にある太陽が光源ではなくてもっと外部に光源があるみたいで、違和感があったような気がします。

資格とるのに10年くらいかかってるのに、さらに先延ばしにするとか、結婚はともかく子のことまでは考えていないのかしら、と余計な心配をしてしまったり。

ラチッテデッラの舗装の工事ってだいぶ長いことやってる気がしますけど、撮影はそれ以前だったのかしら。
あのトラックの暴走が舗装工事の遠因だったりするのかしら。
『ラブ＆ピース』とは撮影時期重なったりしてなかったのかしら。