ストライクウィッチーズOVA1〜3 4DX上映 感想

ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow」1〜3の4DX上映を体験してきました。
「ワールドウィッチーズ」公式サイト
4DX®とは? | シネマサンシャイン4DX特設サイト

映像体験というよりも、遊園地のアトラクションを体験したような感覚で、めちゃめちゃ楽しかったです。

vol.1 サントロンの雷鳴 感想 → ストライクウィッチーズOVA1 - 思い出の小箱の隅
vol.2 エーゲ海の女神 感想 → ストライクウィッチーズOVA2 感想 - 思い出の小箱の隅
vol.3 アルンヘムの橋 感想 → ストライクウィッチーズ OVA 3 感想 - 思い出の小箱の隅

  • 座席がローリング方向やピッチング方向に傾いたり*1
  • マッサージチェアみたく振動したり、
  • 耳元からプシュプシュとエアーが吹き出したり、
  • どこからともなく顔のあたりに風がそよいできたり、
  • 顔面に霧水を吹きかけられたり、

映画に合わせていろんな感触を身体感覚を伴って楽しめました。

トラックが走っていればそれに合わせた振動を。
ストライカーユニットで空を飛べば、顔には風を感じるし、スクリーンの中のウィッチさんたちに合わせてこちらもぐいーんと旋回するし、
ネウロイさんが撃ってきたらその弾道に合わせて耳元をプシュプシュとエアーがかすめていくし、
ウィッチさんたちの銃撃も背中にズバズバと振動として感じるし。

難点としては、今自分が感じているこの振動は誰のものなのかしら?、と混乱してしまうことですが、
そんなものは次第に気にならなくなります。

ネウロイさんが被弾した痛みも感じるし、ネウロイさんが砕け散るときの鮮烈な閃光も目に焼き付くし、男性隊員が運転しているだけのトラックの振動に揺られることもできます。

銃撃戦の乱戦にいたっては、その臨場感たるや、ものすごいです。
思わずdrrrr、どぅるるるるるるる、ぱっぱっぱっぱっ、とリニアモーターカーのモノマネをする道玄坂登さんのマネをしたくなる領域です。

この時、ぼく自身は座席の中に居ながらにして、スクリーンの中のネウロイさんにもなれるし、ウィッチさんたちにもなれるし、男性隊員にもなれます。
どこにでも居ることができるし、何にだってなることができます。
この万能感たるや、いけない世界の扉を開きかける勢いです。

そんなわけで、劇中の臨場感体験ももちろん楽しかったのですが、実のところ、一番楽しかったのはオープニングの時でした。

ぼく自身は音楽ライブの会場へ足を運んだことは無いものの、昨今では、ライブの様子を映像化して、DVDやBDといったメディアやネットワーク配信で見ることもできます。

そういった、擬似的なライブの感覚に近いのではないか、と思いました。

オープニング曲のリズムに合わせて、横揺れ、縦揺れ、小刻みに震えたり、大きく跳ねたり、果てはPPPH みたいな掛け声すら出せるのではないかと思うくらいに、座席さんが荒ぶっておられました。

そんなこんなで、映画の中身によって、こういう付加装置が合う合わないはあるでしょうけれども、今回のストライクウィッチーズみたいな銃撃戦がいっぱいあるような作品は、映画をより楽しむことができるのではないでしょうか。

この前のドラゴンボールさんでも4DX上映があったみたいですけど、あれはどの場面でどういう動きをしていたのかも気になるところではあります。

そういえば、ストライクウィッチーズの続編、502隊の予告編が流れたのも収穫だったかもしれません。

*1:ヨーイング方向は無かったはず