カルト 感想
映画「カルト」、GYAO!にて無料配信(〜4/30)が話題になっていたみたいなので、見てしまいました。
テレビの心霊番組とか、あまり好んで見る趣味は無いはずなのですが、何故だかベタベタだな〜、と認識できてしまうのは、無意識にそういうものに慣れ親しんでいたということなのかしら。
不思議です。
「カルト」という単語に「反社会的」という意味が暗黙的に内包されているらしいというのは、ちょっとした発見でした。
「マイナー」とか「少数派」くらいの意味かと思っていたもので。
超常現象的な部分はなんとなくチープっぽいですが、触手状というかヒモ状のうにょうにょしたのは生理的に気持ち悪いです。
呪い(のろい)だのなんだの、人間関係のしがらみって怖いなあ、と思いつつ、理由がそれなりにはっきりしているならまだしも、理由(動機)がわけわからない想像しがたい状態では、その恐怖感はいや増してしまうようです。
何らかのレッテルを貼ることで理解できる範疇に矮小化しようとする圧力の根元も、こういったわけのわからないものに対する恐怖感にあるのかもしれません。
そんなわけで、アンクさん、じゃなかった、ネオさん(仮名)が、かっこいいです。