艦これ第12話感想 - 思い出の小箱の隅

最終回。

え、フツーにおもしろくて十分に盛り上がったように感じてしまいました。

事前にアレな噂を目にしていてハードルを低く設定していたというのもありますし、そんなに悪いなら良いとこ探しをしてやろうと身構えていたのもありますけどけど、
赤城さんの危機→吹雪さん参上、
北上さんの危機→大井っちさん参上、
大和さん参戦、
長門秘書官まで参戦、
みんなそろって参戦、
新入りさんまで参戦、

とか、すごく熱い展開じゃないですか。

続々と登場人物が集結してくる流れが、いかにも終局へ向かっている感じ、それも終了時期が予定よりも早まった作品の終盤みたいな、圧縮された盛り上がり方を見ている気分です。

大魔王からは逃げられない、とかも定番でしょうし、弱点がなんかよくわからないところにあるみたいなのも、魔界大冒険みたいですし。

赤木リツコ博士から教わったホメオスタシスとトランジスタシスみたいな概念も挿入されていましたし。
今だと刀剣方面の説のほうが有力なのかもしれませんけれども。

まあ、ぼく自身があまり熱心な提督ではないというのも一因だろうとは思います。

未だに艦娘さんたちの名前をほとんど覚えていないですし、深海棲艦さんたちの空母とか駆逐艦とかの艦種の区別ができていませんし。

そういう立場から見ると、なんかわからないけど、敵を倒せましためでたしめでたし、で納得できます。

榊原良子さんの1話でのナレーションとラスボスさんとの関係ってどなたか解説してくださっているのかしら。

なんかダメ出しばかり目についてしまって、ちゃんと解説してくださっている言説を見つけにくい（探そうとする気力もない）のは不便ないんたーねっつな気がします。

長門秘書官とか陸奥さんとか大和さんとか、頭身の高いお姉さま方の造形が、すごく綺麗だなあと惚れ惚れしてました。

静かな海の上で輪になっているのを見ると、おめでとう、おめでとう、って拍手したくなる性分が疼きます。

これだけの出来を見て、ぼく自身は十分に満足してしまうのですが、まだまだもっとできたはずだと言える方々は、志が高くて向上心が強いのだろうと想像します。