シンデレラガールズ 第10話 感想
城ヶ崎莉嘉さん赤城みりあさん諸星きらりさんのユニット「凸レーション」のお話。
原宿をアイドルが練り歩くといえば、皆様ご存じの通り、「少年ハリウッド」との対比を意識してしまいます。
少ハリさんでは、街中でばったりアイドルと出会って握手をしましょうというイベントだったのに対して、凸レーションさんはお忍び状態という違いはありますけれども。
少ハリさんは、アイドルとファンの距離感を強く意識したお話になっています。
とくに現在進行中の2期(for 50)ではその傾向を強く感じます。
ファンがアイドルに求めるものは千差万別なれど、アイドルはその全てを満足するような存在にならねばならない。
神様だとも、生け贄だとすらも、喩えられています。
(視聴が周回遅れになっているので、最新話数の展開は把握できていません。)
一方、「アイドルマスター」という世界においては、「アイドルであること」とか「アイドルとはどういう存在か」については、さほど意識されてこなかったように見受けられます。
(このあたりは聞きかじりの知識でしかなく、自分でゲームをプレイしたりといった体験を伴いませんので、外側から見た個人的な印象ですけれども。)
そういう土台の中にあって、このアニメ・シンデレラガールズの第1話ではアイドルになる過程を、何故アイドルになりたいのか、どういうアイドルになりたいのかを、丁寧に扱うのではないかという予感と期待がありました。
(過去形ではなく、現在進行形です。)
明確に「アイドルになりたい」という島村卯月さんと、漠然としたまま成り行きで勧誘されてしまった渋谷凛さんとの対比。
渋谷凛さんは、たしか、個別ユニット回でも、何かとプロデューサーさんと対面しているような気がします。
島村卯月さんがなんとなく存在感希薄な気がするのと、対照的に思えます。
(追記:出演はなさっていたようですが、ぼく自身にとって印象が薄かった、という意味合い。このあたり、自説を主張するために事実をねじ曲げて記憶している部分もありそうです。)
島村卯月さんは、養成所でも独りレッスンに励んでいたように、おそらく、周囲をあまり意識にせずに自分の世界に没頭できるタイプなのではないでしょうか。
対する渋谷凛さんは、「アイドル」という存在自体への知識をあまり持たないところからのスタートだったこともあり、他のユニットの活動も自分の目で見て、学習していこうとしているのではないでしょうか。
今回の第10話では途中から成り行きで参入した形ですけれども、何らかの形で接点を持たせようという作り手側の意識があるのではないかと邪推します。
ここで新田さんや神崎さんも参入したことについてまでは、想像が及んでいません。
あくまでも、渋谷凛さんが物語全体になるだろうという勝手な仮想によります。
シンデレラガールズの顔はやはり渋谷凛さんだろうという先入観的固定観念と、未登場のトライアドプリムスへの期待とが入り混じって、ぼくの中では、渋谷凛さんの成長物語のような妄想が膨らんでしまっています。
あの第1話での、島村卯月さんの笑顔に魅入って心に火が灯った渋谷凛さんの表情が、どうにも忘れられません。
……、少年ハリウッドから関係ない結論でした。
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閑話休題。
凸レーションのお話なはずなのに妙な脱線をしてしまいました。
とはいえ、莉嘉さんみりあさんきらりさんの3人よりも、美嘉お姉ちゃんの存在感が大きかったようにも思います。
どなたかが書いてらした、「シンデレラプロジェクトの部外者」の立場と、「アイドルの先輩」としての立場と、「莉嘉さんのお姉ちゃん」である立場とが、複雑に美嘉さんの中で競合していた、という言説にすごく納得できるように思えます。
莉嘉さんのことが心配だし、みりあさんかわいいふひひ★、という気持ちもあるし。
そういえば美嘉さんときらりさんとは何か対話してましたかしら。うろ覚え。
(※顔パスで入ってきたときにちゃんと3人それぞれにアドバイスしてました。)
きらりさんも美嘉さんも、もちろんプロデューサーさんも、視聴者さえも、莉嘉さんとみりあさんの保護者のような視点で見てしまいそうになりますけれども、そんな中で、手のひらをこちらへ差し出す通称「べっかんこう立ち」に象徴されるように、むしろあの2人に手を引いて先導してもらうような感覚もあって、なんとなく倒錯的な充足感も得られました。
あれが母性か。
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以下、自分の実況まとめ。
(保存期間に制限がある場所に書き込んでいるので、別途記録を残すために引用コピーしています。)
?2015/03/21 00:31
コラボ?
?00:31?削除
露出(えっち)
(※引用時注記:「露出」という単語に対する認識の違いから生じる反応の差異。)
?00:32?削除
アーニャさんとしぶりんさんの会話ってどんなんかしら
?00:33?削除
トークショーに向けて事前打ち合わせ、ニュージェネやラブライカのインタビューでは本人任せだったところからの進歩、なのかしら
?00:34?削除
ぴかぴかぽっぷ
?00:35?削除
お姉ちゃん、リカさんのSRの帽子
(※引用時注記:どうやら帽子は姉妹お揃いなご様子)
?00:35?削除
おっつおっつ
?00:36?削除
お姉ちゃん顔パス
?00:36?削除
お姉ちゃん、みりあさんに甘い。ふひひ★
?00:37?削除
カブトムシ
?00:38?削除
お姉ちゃんが髪下ろしてるの珍しいかしら。部屋にお呼ばれしたとき下ろしてたかしら。
(※引用時注記:どうやらドライブの時も下ろしてたっぽい。カードを持っていないとなかなか記憶に残りません。)
?00:39?削除
運転してくださるスタッフさんがいらっしゃる
?00:40?削除
少年ハリウッドで、街中握手イベントってのがありましたね
?00:40?削除
ゆかゆか法子さんがしゃべった???
(※引用時注記:中野有香さん水本ゆかりさん椎名法子さんのトリオ。)
?00:41?削除
あやしげな
?00:41?削除
765さん
?00:43?削除
名刺が、……あっ
?00:43?削除
新田さん電話番
?00:44?削除
唯さんとふじりなさん!、しゃべった!
(※引用時注記:大槻唯さんと藤本里奈さん)
?00:44?削除
ちひろさん
?00:45?削除
休日お姉ちゃん
(※引用時注記:背景のポスターの文字)
?00:46?削除
靴擦れ痛そう
?00:46?削除
ケータイがあるからこそのすれ違いって、新しいのでは(無知)
(※引用時注記:普段あまり人と連絡をとる習慣がないもので、電話以外の連絡方法(メールとかSNSとか)に思い至りませんでした。)
?00:48?削除
新田さん神崎さんしぶりんさんのCoユニットであの衣装は新機軸
?00:49?削除
おしゃれは我慢(圧力)
(※引用時注記:後述)
?00:50?削除
べっかんこう
?00:51?削除
抱っこ(肩車)
?00:51?削除
よかった間に合って
?00:53?削除
神崎さん気に入ったのかしら。まがまがしい
以下、マジアワ
?2015/03/21 02:20
ふじりなさんと大槻唯さんの会話が素晴らしいのですが、それだけに安部菜々さんの痛々しさが際立って悲しい。
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- 引用ここまで ---
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靴擦れと、「おしゃれは我慢」の件。
どこだかのCMの件もあって、ついつい過剰に反応してしまいそうになるのですが、
ここで莉嘉さんの言う「おしゃれ」は、別に異性としての男性を意識したものではなくて、自分自身がカワイイと思っているのだろうと思います。
ですが、だからこそ、「おしゃれ」を「我慢」しなければならないものだと中学生が思い込んでしまっている状態は、なんかイヤだなあと思います。
単純に女性ってたいへんだなあ、というよりも、もう少し根深い感じの深刻さがあるような気がしました。
このアニメがどうこうでなく、社会通念的な強迫観念みたいな、大気圧みたいに目に見えない圧力みたいな。
男性に対する需要云々とは無関係だとしても、自分が好きなカワイイ服装をするためであっても、我慢や努力が要求されるのは、たいへんそうだなあ、という、文字にすると他人事みたいな感想になってしまうのですけれども。
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