悼む人 感想

映画「悼む人」を観ました。

R15+。
原作未読。
日本語字幕付。

原作未読。

主人公さんの行為の気持ち悪さ、無意味さを、別の登場人物が指摘することによって、作り手側が意図的にそのように描いていることがわかるので、それを「気持ち悪い」とか「無意味ではないか」と評しても益体ないのかもしれませんけれども。

愛ではなく執着、というのは胸に刺さります。

駆け込み寺の他の女性たちがどうなったのか心配です。


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もっと書くべきことがあったはずですが、ここまでで見切り発車。



あ、中原中也の件。

宮沢賢治派か中原中也派か、みたいな対立ってありがちですよね、みたいなことを書こうとしていた気がします。



石田ゆり子さんの鬼太郎ちっくな髪型がなんか色っぽく感じました。


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(03.02 追記)
作中で「君から生まれたい」みたいな大胆な告白の場面があって、2015年現在でこそようやく「バブみ」なる概念が整理されつつあるのに、数年前の原作刊行時にそれを打ち出しているあたり、時代の最先端を突き進んでるというか、時代がようやく追いついたと言うべきか。