PSYCHO-PASS 感想

映画「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」を観ました。

R15+。

テレビシリーズは2期しか見ていなかったのですが、1期を見ておくべきでした。

内戦で混乱する外国に、日本国内の犯罪を未然に抑制しているシビュラシステムさんを輸出したお話。

その国で暗躍するゲリラ組織には、1期に出てきた(らしい)あの人の姿が。みたいな。

人となりがわからないと、なんともかんとも。
我ながら失態です。



しかしまあ、シビュラシステムさんはぽんこつですね。

あんなのに管理されるかと思うと、なんとも恐ろしい話です。

正義って、何なんですかね。

これからの正義の話でもしましょうか、みたいな本くらい読んでおくべきなのかしら。

選挙とかいう数の暴力みたいな多数決制度では、民度が低いと大して機能しない、というのが、おそらくは中東の方のゴタゴタをイメージしているのでしょうけれども、まるでどこか極東の国の現状を皮肉っているかのようでもあります。

意識の高い方々ががんばってクーデターを為しても、その後が続かない。

民主主義は民に意識がないと成り立たない、ということなのかもしれません。

今読んでいる「「メジャー」を生みだす」という本の中で、「コードギアス」の谷口悟朗監督が、日本人は封建制度の方が向いてるのではないかみたいなことを話していて、ふんふむなるほどと納得した気分だったところだったので、個人的にタイムリーでした。



傭兵さんは、中の人効果もあってか、カウボーイビバップのジェットさんと重なって、元警察官がどうこうみたいな議論がなんだか多重的に見えた気がします。

あ、格闘場面はなんかすごかったです。

めちゃめちゃ激しそうに見えました。



そんなわけで、後追いながら1期も見てみます。