エヴァンゲリオン展 感想

横浜そごう美術館にて、「エヴァンゲリオン展」を観ました。

テレビシリーズから貞本版も含めて新劇場版の序、破、Qに至るまで、セル画やら原画やらレイアウト画やら動画やらタイミングシートやら黒波さんやら、諸々が展示されています。

見応えたっぷり。

これで1000円ですから、なんともお得感。

たいへん充実しています。

といっても原画集やら全記録全集やらが出版されている昨今では、さほど目新しい情報は無いかもしれません。

純粋にアニメーションの実際の製作過程に興味がある人向けのようにも思えます。

実物の用紙はこのくらいの大きさなのか〜とか、爆発場面を描くのにこれだけの枚数を使っているのか〜とか、インフィニティが倒れていた団地は(ほんの)一部セル画(?)になっていたのか〜とか。

以前にもどこか別の会場で見たような気がしないでもないですが、ゲンドウさんの言うとおり人間は忘れることで生きていけるわけで、その確認のために改めて見たのだ、とでも言い訳しておきましょう。



その他、そごうのエレベーターの扉にキャラクターが描かれていたり、任意の階に撮影可能な模型が展示されていたり、ロフト前でTシャツ類が販売されていたりと、けっこう手が込んでいました。

一部で報道されているとおり、貞本版完結14巻発売にあたって謎の新キャラかと思われる絵が公開されていたりして、「シン」へ向けての期待感を盛り上げていってもいいのかもしれない、と思いました。