理想のヒモ生活 1巻 感想
現代日本の社畜サラリーマンさんが剣と魔法の異世界へと召喚されて女王様の婿になるお話。
まさに理想の生活です。
文明利器が未発達な世界へ赴くことになるわけですが、1ヶ月の猶予をもらって絨毯一枚分の荷物を持ち込めるという優遇っぷり。
社畜の蓄えを存分に発揮して万全の準備をしていきます。
発電機を持ち込んで扇風機と冷蔵庫のある生活。
エアコンは持ち込んだものの施工が難しかったご様子。
こうしてみると現代日本の生活は恵まれているなあと改めて思います。
ヒロインさんは赤髪褐色肌の大柄な女王様。
らのべでは珍しい人物造形のような気がしましたが、意外とそうでもないような気もしたり。
ともあれ、よいものです。
そんな女王様と子づくり三昧。
まさに理想の生活です。
今巻では、単に異世界へと召喚されて結婚しました、というだけで他に事件らしい事件もありませんでしたが、背景では政治的な権謀術数が蠢いているようで、そんな中に巻き込まれてもなおヒモとして在り続けることができるのか、続刊も楽しみです。
1巻 ←今ここ
2巻 → 理想のヒモ生活 2 感想 - 思い出の小箱の隅
3〜4巻 → 理想のヒモ生活3〜4 感想 - 思い出の小箱の隅
5巻 → 理想のヒモ生活 5 感想 - 思い出の小箱の隅
6巻 → 理想のヒモ生活 6 感想 - 思い出の小箱の隅
7巻 → 理想のヒモ生活 7巻 感想 - 思い出の小箱の隅
- 作者: 渡辺恒彦
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: 文庫
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