キャプテン・ハーロック 感想

映画「キャプテン・ハーロック」を観ました。
2D版。

原作未読。
その他アニメ作品もほとんど未見、のはず。

自由と再生のお話。
地球は滅びぬ。何度でもよみがえるさ。
うちゅうのちつじょがみだれる。
そんな感じ。

不老の宇宙海賊ハーロックさんと新入りの手下ヤマさんの上司部下愛憎ものと、
ヤマさんとお兄さまとの兄嫁をめぐる兄弟愛憎ものと、
2本立てでした。
豪勢なものです。

役者さんは総じて美形で、不気味の谷なんて言われていたのがすでに過去の話のようです。
日本語をしゃべっているのが不思議なくらい。
台詞自体もどこか洋モノの吹替え風味な感じだったせいかもしれません。

ただ、動きや表情についてはやはりどこかぎこちないというか不自然な感じを受けてしまいましたが、気にしなければ気にならない程度かとは思います。
まだまだ生身にはほど遠いかしら、という印象ですが、あとは演じる人の力量にかかってくるのかしら。

あとは、植物の扱いがなんだか雑かなあ、と。
温室はなんだかんだで立派でしたが、肝心のあそこであれだけが植生してるってのはちょいと無茶が過ぎやしませんかね。
もうあれが支配者かってレベル。
再生どころじゃないですよ、ハーロックさん。

そんなこんなで、やはりCGはなんだか疲れました。